10万円借りたい人におすすめのカードローン17選！即日・審査なしで借りる方法も紹介

突発的な出費が重なり、10万円を借りたいとなったときには、カードローンがおすすめです。

特に大手の消費者金融は最短即日の融資に対応しており、急いでいる人もすぐにお金を用意できます。

この記事では、10万円借りるのにおすすめのカードローンを17個紹介。

審査なしで借りる方法も紹介するので、自分の状況に合った借り方が見つかります。

どこからお金を借りればよいか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

【即日可】10万円借りたい人におすすめの消費者金融カードローン

10万円程度の少額を借りるときは、大手の消費者金融がおすすめです。

融資スピードが速く、無利息期間や書類での在籍確認などのサービスが充実しています。

消費者金融の大手5社は、以下の通りです。

各社どのようなサービスを展開しているのか、詳しく見ていきましょう。

アコムは35日ごとの返済でやりくりしやすい

項目	詳細
金利	3.0%～18.0% ※契約極度額100万円以上の場合、3.00％～15.00％
融資時間	最短20分 ※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
限度額	1万円～800万円
無利息期間	最大30日間

アコムは35日ごとの返済サイクルを採用しているのが特徴です。

一般的な固定日での返済では、給料の振り込みと各種支払いのサイクルが固定されます。

そのためタイミングによっては、給料日前後にほとんどお金が残らず、家計が火の車になってしまいがちです。

しかし35日ごとの返済なら、給料の振り込みと返済のサイクルが少しずつズレるため、お金を残しやすくなります。

毎月の収支がギリギリの人にとってはメリットの大きい仕組みです。

融資スピードは最短20分と早く、新規契約者には最大30日間の無利息期間も適用されます。

無理のないペースで返済したいと思っている人は、アコムに申し込みましょう。

プロミスは借入日から無利息期間がスタート

項目	詳細
金利	4.5％～17.8％ ※新規契約の方が対象となります。
融資時間	最短3分 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
限度額	1万円～500万円 （新規契約時点では融資上限50万円）
無利息期間	最大30日間 ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。 ※プロミスをはじめて利用の場合

プロミスの特徴は、大手5社の中で唯一無利息期間が初回借入日の翌日からスタートする点です。

他社は契約日の翌日からスタートしますが、これでは借り入れをしなくても無利息期間が消化されてしまいます。

しかしプロミスなら、無利息期間を1日も無駄にすることなく利用できます。

さらに最大金利も17.8%と低く、利息を抑えたい人にもおすすめです。

申し込みから返済までアプリで完結できるため、郵送物の受け取りやATMでの操作も必要ありません。

申し込みから融資ができるまでの時間も最短3分と、驚異のスピードを誇ります。

急ぎでも少し余裕がある場合でも、柔軟に対応できるのがプロミスの魅力です。

アイフルは職場への在籍確認を回避しやすい

項目	詳細
金利	3.0%～18.0%
融資時間	最短18分 ※WEB申込の場合 ※お申込の状況によってはご希望に添えない場合がございます。
限度額	1万円～800万円
無利息期間	最大30日間 ※初めてのご利用、かつ、無損保キャッシングローンをご利用の方が対象

アイフルは職場への在籍確認を回避したい人におすすめです。

2023年4月1日～5月31日の間に在籍確認の電話を実施した割合は、わずか0.3%。

例として、プロミスでは職場への電話連絡を実施した割合が2%であり、50人に1人は実施している計算です。

しかしアイフルは約333人に1人の割合のため、どうしても職場にバレたくない人も安心して申し込めます。

融資スピードも最短18分と速く、急いでいる人にも便利です。

女性向けのカードローン「SuLaLi」もあり、女性向けにデザインされたカードや女性オペレーターが対応する専用ダイアルも用意。

限度額は10万円で、初めてカードローンを使う女性も安心です。

レイクはゆっくり返済したい場合も利息がお得

項目	詳細
金利	4.5％〜18.0％ ※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります
融資時間	Webで最短25分融資も可能 ※21時(日曜日は18時)までのご契約手続完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込が可能。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
限度額	1万円〜500万
無利息期間	①30日間無利息 ②60日間無利息 ③180日間無利息 ※初めてなら初回契約日の翌日から無利息※無利息期間経過後は通常金利適用 ※30日間無利息、60日無利息、180日間無利息の併用不可 ※ご契約額が200万円超の方は30日間無利息のみになります ※Web以外で申込された方は60日間無利息を選べません。 ※180日間無利息は契約額1万円～200万円まで5万円分に限り無利息

レイクは独自の無利息期間を用意しており、10万円を借りたときに無理のないペースで、かつ利息を抑えながら返済できます。

Webからの申し込みなら、以下2種類の無利息期間を選べます。

このうち、10万円を6回以上の返済回数で借りる場合は、180日間の無利息期間がお得です。

例えば返済回数が12回なら、60日間よりも利息が1,230円お得になります。

12回で返済する場合、毎月の返済額は9,000円で、支払う利息はトータルで4,998円です。

金利に換算すると約5％のため、かなりの好条件でお金を借りられることが分かります。

レイクは利息をとにかく節約したい人にうってつけです。

SMBCモビットは三井住友銀行のATM手数料が無料

項目	詳細
金利	3.0％～18.0％
融資時間	最短当日
限度額	1万円～800万円
無利息期間	なし

SMBCグループのSMBCモビットは、三井住友銀行のATMの手数料を無料で使えます。

普段から三井住友銀行を使っている人なら、余計なコストを心配することなく利用できます。

無利息期間はありませんが、他社にはないユニークなサービスを提供しているのもSMBCモビットの特徴です。

利息200円につき1Vポイントが貯まったり、Tポイントカードとクレジットカード・ローンカードが一体となったTカード プラスに申し込めたりと、グループの強みを生かしています。

さらにLINE Payへのチャージも可能で、会計前にチャージすれば欲しいものもタイミングを逃さずに手に入れられます。

TポイントやVポイントユーザーや、キャッシュレス派におすすめです。

10万円借りるならスマホ完結型ローンもおすすめ

10万円を借りるなら、スマホ完結型のローンもおすすめです。

基本カードレスで利用できるのに加え、いつも使っているアプリから借りられるので、新たにアプリをインストールする手間もかからないものもあります。

おすすめのスマホ完結型ローンは、以下の3つです。

独自の審査を行っている点や、申込方法が簡単かどうかにも注目しながら見ていきましょう。

LINEポケットマネーはLINEアプリから利用できるのでバレない

項目	詳細
金利	3.0%～18.0%
融資時間	最短10分
限度額	3万円～300万円
無利息期間	最大30日間

LINEポケットマネーはいつも使っているLINEのアプリから申し込み、利用ができるので、周りにバレにくいです。

LINEの「ウォレット」タブから「ポケットマネー」を選択すると申込画面に移ります。

LINEポケットマネーの審査では、独自の「LINEスコア」と呼ばれる信用スコアを使うのが特徴です。

LINEスコアはLINEプラットフォーム上の行動データや、ライフスタイルに関する15の質問の回答から、1,000点満点で算出されます。

スコアによって金利や限度額が決まります。

プランはスタンダードとマイペース・プレミアムの3つがありますが、10万円を借りるならスタンダードで十分です。

スタンダードプランなら、30日間の利息のキャッシュバックも受けられます。

メルペイスマートマネーはメルカリの販売実績によって金利優遇を受けられる

項目	詳細
金利	3.0%～15.0%
融資時間	最短即日
限度額	50万円
無利息期間	1ヶ月分

メルペイスマートマネーは、メルカリの販売実績によって金利の優遇を受けられるのが特徴です。

最大金利も15%と消費者金融よりも低いため、優遇が受けられなくてもお得な条件で借りられます。

申し込みから返済までメルカリアプリで完結するため、周りにバレる心配もありません。

銀行への出金も可能ですが、メルペイに入金したあとに別途申請が必要なため、メルペイをメインに使う人に便利です。

返済は銀行口座からの引き落としに加え、メルカリの売上金での返済もできます。

余裕のない月は不用品を売って返済に充当できるため、ポケットマネーから出ていくお金を減らすことも可能です。

au PAY スマートローンは最短30分で審査が完了する

項目	詳細
金利	2.9%～18.0%
融資時間	最短30分
限度額	1万円～100万円
無利息期間	なし

au PAY スマートローンは最短30分で審査が完了するスピード感が特徴です。

auのスマホを使っていなくても申し込みが可能ですが、au IDを持っている人なら少ない入力項目で申し込めて便利です。

カードレスで利用できるので郵送物もなく、バレるのが心配な人も安心できます。

借入方法はau PAY残高へのチャージだけでなく、銀行振込やATMでの現金引き出しにも対応しているため、au PAYを使わない人でも使いやすいです。

au PAYで使えば200円（税込）ごとに1Pontaポイントが付与されるため、au PAYユーザーにとってもお得です。

アプリや決済方法に縛られないスマホローンを探している人は、au PAYスマートローンに申し込みましょう。

信販系のカードローンは独自のサービスが特徴

クレジットカード会社など信販系の会社が提供しているカードローンは、それぞれ独自のサービスを展開しているのが特徴です。

信販系でおすすめのカードローンは、以下の3つです。

他社に負けない低金利を売りとしているものや、グループ会社のサービスの優待を受けられるものなど様々あるので、詳しく見ていきましょう。

JCB CARD LOAN FAITHは正社員におすすめ

項目	詳細
金利	4.4%～12.5%
融資時間	最短即日
限度額	500万円
無利息期間	最大2.5ヶ月分

JCB CARD LOAN FAITHは、収入が安定している正社員におすすめです。

最大金利は12.5%と銀行カードローンにも負けない低金利を誇ります。

ただし申込条件は「学生・アルバイト不可」とあるため、収入の安定性が重視されているのが分かります。

JCB CARD LOAN FAITHのもう一つの特徴は、キャッシング1回払いを金利5％で利用できる点です。

クレジットカードのキャッシングでは18%程度の金利が普通ですが、JCB CARD LOAN FAITHならお得に利用できます。

最大2.5ヶ月分の利息キャッシュバックや最短即日融資など、サービス力の高いカードローンです。

オリコのCRESTは最大2ヶ月分の利息が実質0円

項目	詳細
金利	4.5％～18.0％
融資時間	最短翌営業日
限度額	10万円～500万円
無利息期間	最大2ヶ月

オリコが提供するCRESTは、最大2ヶ月分の利息のキャッシュバックを受けられます。

条件は入会月の翌月末までの借入分についてで、期間内であれば追加で借り入れした分も対象です。

一方ですぐに借り入れをしなくても、入会してから翌月末までに借り入れをすればキャッシュバックの対象となります。

ただし条件が入会日から2ヶ月間に払った利息が対象のため、当月中に借り入れをするのがお得です。

返済方法は残高によって金額が増減する残高スライド返済と、毎月一定の金額を返済する定額返済コースを選べるのも特徴です。

利息を節約したい場合は、定額返済コースを選びましょう。

ORIX MONEY PERSONALローンはオリックスグループの優待を受けられる

項目	詳細
金利	1.5％～17.8％
融資時間	最短60分
限度額	10万円～800万円
無利息期間	なし

ORIX MONEY PERSONALローンは、契約するとオリックスグループの各種サービスの優待を受けられるのが特徴です。

具体的には、オリックスレンタカーの基本料金を優待価格で利用できたり、個人向けカーリースの新規契約でAmazonギフト券2,000円分がもらえたります。

さらにオリックスカーシェアの新規入会で、ICカードの発行手数料と月額基本料2ヶ月分が無料、3,000円分の時間料金を無料クーポンを2ヶ月分受け取れます。

審査は最短60分とスピーディーで、アプリ完結のカードレスの取引も可能です。

カードレスを選択すれば郵送物なしも可能なので、バレたくない人にもおすすめです。

金利を抑えるなら銀行カードローンがおすすめ

低金利を重視するなら、銀行カードローンがおすすめです。

金利の低さやサービスの充実度から、お得に借りられるカードローンは、以下の6つです。

銀行カードローンは即日融資に対応していないケースが多いですが、近年は対応するところも徐々に増えています。

急いでいる人も、即日融資ができる銀行カードローンを検討してみましょう。

りそなプレミアムカードローンは最大13.5%の低金利

項目	詳細
金利	年1.99% ～ 13.5%
審査時間	1週間以内
限度額	10万円～800万円
無利息期間	なし

りそなプレミアムカードローンは、最大金利が13.5%と銀行カードローンの中でもトップクラスの低金利を誇ります。

申し込みはアプリで完結し、借入希望額が50万円以下なら本人確認書類だけで申し込めます。

申し込みにあたっては口座開設が必要ですが、ローンカードではなくキャッシュカードにローン機能が付帯される形のため、家族にもバレにくいです。

繰上げ返済をしたいときも、アプリからワンタップでできるため、すぐに返す予定の人も便利です。

審査には1週間程度かかりますが、出費があらかじめ決まっている場合には余裕を持って申し込めるでしょう。

イオン銀行カードローンは毎月1,000円から返済可能

項目	詳細
金利	3.8～13.8%
審査時間	数日
限度額	10～800万円
無利息期間	なし

イオン銀行カードローンは、前月末の借入残高が3万円以下なら1,000円から返済できます。

借入残高が10万円以下の場合の返済額は3,000円のため、家計に余裕を持たせやすいです。

最大金利も13.8%と業界では低水準で、金利を抑えたい人にもおすすめです。

提携ATMはE-netやローソンATMなどもあり、手数料無料で利用できるので、近くにイオン系列店がない人でも使いやすいでしょう。

ローンカードは審査完了後5日程度で到着しますが、イオン銀行の口座を持っていれば、カード到着前に1回に限り振り込みによる融資を受けられます。

低金利かつ自分のペースで返済を進めたい人に向いています。

ソニー銀行カードローンは10万円以下の借り入れは返済額2,000円から

項目	詳細
金利	年2.5％～年13.8％
審査時間	最短翌営業日
限度額	10万円～800万円
無利息期間	なし

ソニー銀行カードローンは、10万円以下の借り入れの場合、月の返済額が2,000円です。

家計に余裕がない人も、着実に返済を進められます。

追加の返済は何度でも手数料無料でできるので、余裕のある月に多めに返済しても余計なコストがかかりません。

さらに最大金利は13.8%と低いため、利息を減らしたい人にもおすすめです。

コンビニ大手3社やメガバンクを含む7社のATMを利用でき、現金の引き出しに困ることはないでしょう。

月4回までなら手数料が無料なのもうれしいポイントです。

申し込みはWebで完結し、急ぎの場合はカード到着前に振り込みによる融資を受けられます。

初回振込サービスは、仮審査通過後に申し込めます。

みずほ銀行カードローンは最短当日で審査結果が分かる

項目	詳細
金利	年2.0%～14.0% ※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5％引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
審査時間	申込審査時間は申込方法により異なります。 ・インターネット 最短当日に審査結果を回答します。 ・店頭 翌々営業日以降に審査結果を回答します。 ・郵送 申込書到着後、翌々営業日以降に審査結果を回答します。 ・電話 申込受付後、翌々営業日以降に審査結果を回答します。
限度額	10万円～800万円
無利息期間	なし

みずほ銀行カードローンは、審査結果が最短当日に分かるスピード感が特徴です。

みずほ銀行の口座を持っていても持っていなくても本人確認書類のみで申し込めるため、急ぎの人は今すぐ申し込みましょう。

口座を持っている場合、キャッシュカードにローン機能を付帯する形になるため、審査通過後すぐに借り入れを開始できます。

キャッシュカード一体型には、普通預金から現金を引き出す際に、不足分を自動で借りられる自動貸越機能が付いているので、現金が足りないときも安心です。

提携ATMはE-netとセブン銀行・ローソン銀行・ゆうちょ銀行があり、近くにみずほ銀行のATMがないときも便利です。

ATMの他に、みずほダイレクトアプリからの借り入れもできます。

みんなの銀行ローンはアプリ完結で使いやすい

項目	詳細
金利	1.5%〜14.5%
審査時間	最短当日
限度額	1,000万円
無利息期間	なし

みんなの銀行ローンは申し込みから返済まですべてアプリで完結するため、使い勝手が抜群です。

申し込みに必要な情報は年収だけ。

最短当日に審査結果が分かるので、急いでいる人もお金を工面しやすいです。

借り入れ・返済はアプリ内でドラッグアンドドロップをし、金額を入力するだけで簡単にできます。

さらに返済方法も柔軟で「今月は利息だけ」など、自分のお財布事情に合わせて返済額を選べます。

繰上返済の手数料は無料なので、余裕のあるときにはこまめに返済を進められるのもポイントです。

一度契約しておけば、困ったときにすぐお金を調達できるため、心強い存在になります。

PayPay銀行カードローンは30日間の無利息サービスがある

項目	詳細
金利	1.59%～18.0%
融資時間	最短翌営業日 ※ただし、審査状況や書類提出状況によってお時間がかかる場合がございます。
限度額	10万円～1,000万円
無利息期間	30日間

PayPay銀行カードローンは、30日間の無利息サービスがある数少ない銀行カードローンの一つです。

もう一つの常設特典として、契約だけで最大1,500円（限度額50万円超の場合）、契約後10万円を借りると500円の現金がプレゼントされます。

2,000円といえば、10万円を金利18%で約41日間借りたときの利息と同額です。

金利は18%と銀行カードローンの中では少々高めですが、無利息期間を利用して短期での返済を考えている人にはおすすめです。

余裕を持って返済したい人にうれしいサービスもあります。

約定返済日のスキップ機能では、初回借入や完済後の借り入れから20日以内に到来する返済日を自動でスキップできます。

さらに残高10万円以内の返済額は2,000円、3万円以下は1,000円のため、家計に負担を掛けずに返済が可能です。

審査なしで10万円を借りる方法

カードローンはいずれも審査を受けなければなりませんが、以下4つの方法なら審査なしで10万円を調達できます。

それぞれのお金を借りる仕組みや、注意点などを解説します。

クレジットカードのキャッシングを使う

クレジットカードのキャッシング機能は、審査なしでお金を借りる代表的な方法です。

キャッシング機能が付いているということは、すでに審査が終わっていることを意味するため、新たに審査を受ける必要がありません。

10万円程度であれば、問題なく借りられるでしょう。

注意すべきは、キャッシング枠がショッピング枠と限度額を共有しているケースです。

例えば限度額が30万円で、ショッピング枠ですでに21万円使っている場合、キャッシングができるのは9万円までです。

逆もしかりで、10万円キャッシングすると、ショッピング枠は20万円までしか使えなくなります。

分割払いでショッピング枠を大きく使うケースも考えられるので、今後のクレジットカードの使用に支障がない範囲でキャッシングを行いましょう。

質屋を利用する

質屋とは、ブランド品や貴金属など高価な品物を担保に出してお金を借りられるサービスです。

借りられる金額は査定額の7～8割が相場のため、10万円を借りるなら15万円以上の値段が付くアイテムを持ちこむ必要があります。

質屋のメリットは、万が一返済ができなくても品物を失うだけで済み、取り立てや信用情報が傷つくことがない点です。

ただし質屋の金利相場は月利で1～5％と高めに設定されているケースが多いため、長期の借り入れには向いていません。

加えて質屋には預かり期限である「流出期限」が設定されており、約3ヶ月が一般的です。

それ以降は利息を払えば延長可能ですが、返済や利息の支払いができなかった場合は「質流れ」といい、品物の所有権を失います。

公的融資制度を利用する

慢性的に生活が苦しい状況なら、国や自治体が実施する公的融資制度を使う方法もあります。

連帯保証人がいれば無利子で、いなくても年数%の低金利で借りられます。

よく利用されているのが生活福祉資金貸付制度ですが、利用できるのは以下に該当する人です。

生活福祉資金には生活費の支援から福祉費、教育支援資金などニーズに応じた資金が用意されています。

一例として、生活費の貸付を受けられる総合支援資金の内容を掲載します。

資金名	目的	貸付金額
生活支援費	生活再建に必要な費用	月20万円以内（2人世帯） 月15万円以内（単身世帯） ※期間は原則3ヶ月、最長12ヶ月以内
住宅入居費	住宅の賃貸契約を結ぶために必要な費用	40万円以内
一時生活再建費	就職・転職のための技能習得など、生活再建に一時的に必要な費用	60万円以内

引用：政府広報オンライン｜生活福祉資金一覧

生活が困窮しており、民間のローン審査に通る見込みがない人は、自治体に相談してみましょう。

10万円借りたいときのよくある質問

10万円を借りるにあたり、よくある以下2つの質問に回答します。

お金を借りる上で必要な知識なので、しっかりと把握しておきましょう。

審査なしで借りられるローンはある？

審査なしで借りられるローンはありません。

すべてのローンは融資前に申込者の返済能力を調査し、返せる見込みのある人にしか融資を行わないためです。

もっとも、消費者金融は貸金業法により返済能力の調査が義務付けられています。

銀行は貸金業法の適用外ですが、貸し倒れリスク回避のためどこでも審査を行っています。

よって、審査なしを謳う業者やSNSで個人的な融資を募っている人は違法に融資を行っている疑いがあるため、近づかないよう注意しましょう。

ただしクレジットカードのキャッシングは発行時点ですでに審査を行っているため、質屋は品物を担保に融資を行っているために、借入時に審査を受ける必要がありません。

審査に通る自信がない場合は、まずは上記の方法を検討しましょう。

総量規制いっぱいに借りている場合はどうすればいい？

すでに年収の1/3いっぱいに借り入れを行っている場合は、審査なしで10万円を借りる方法か、銀行カードローンに申し込むのがおすすめです。

総量規制は貸金業法に含まれる規制であり、銀行カードローンは総量規制の対象外です。

ただし銀行カードローンでも総量規制と同様の自主規制を行っている場合があるので、必ずしも審査に通るとは限りません。

もし現在の借り入れの返済を目的としている場合は、おまとめローンや借り換えローンを利用する方法もあります。

おまとめ・借り換えローンとは、現在よりも低い金利で借りられる会社に乗り換える方法です。

おまとめ・借り換えローンは総量規制の対象外のため、年収の1/3以上の借り入れがあっても審査を受けられます。

ただし上記は返済を目的としたローン商品のため、新たな借り入れはできない点に注意が必要です。